レーシック後「全てが赤みがかって見える・・・」

極わずかにですが、レーシック後に「視界が全て赤みがかっている」と

訴える人達がいます。

この会に関連がある方だけでもこの症状を訴える方は2人います。

日本の眼科では「あなたの精神が術前からおかしかった」と突き放される

この症状ですが、アメリカでは術後の変化の一環として言及があるようです。

 

この記事は色調の変化を「慣れれば問題ない」と締めくくりますが、

他のサイトでは苦しんでいる方もいるので、このような合併症が

存在すること自体を皆様に是非知ってもらいたく掲載します。

 

この記事に対する実際の後遺症を持った方のコメントもあります。

 

レーシック後、視界が赤色スペクトルにシフトしてしまう場合が

ごくまれに報告されている。

 

非常に少数の患者が、屈折矯正手術後に視界が赤色スペクトルにシフトした

(視界が赤みががかって見える)と報告している。

これは、特定の色が表示されないようなカラーフィルタのような現象ではなく、

目に見えるすべての色が微妙に異なる周波数に変更されたためである。

 

このような現象が発生することは極々まれであり、理解や報告はきちんと行われていない。理論はたくさん存在しているが、それは従来の、またはカスタム波面レーシック、PRK、ラセック、およびエピレーシック後の角膜を通過する光の周波数を変更することを示しているように思われる。
これが事前に診断できない問題であるのか、それとも色の知覚が実際に変化したのかどうかは明確に理解されていない。

 

色ずれが、いずれかの種類の色覚異常をを引き起こすことは報告されておらず、視覚強化の一環として、一部で報告されている。
デザイナーやアーティストなど人々は、この多少の変化を発見して最初当惑するかもしれないし、色調変化の極わずかな可能性を屈折矯正手術を評価する際に考慮したがるかもしれない。しかし全てのレポートにおいてこの変化は問題にはなりえないように思える。一旦カラーシフトに慣れてしまえば気にならなくなる。

 

色ずれは、フェイキックIOLでは報告されていない。屈折レンズ交換(RLE)による色の変化は変色した水晶体とクリアな眼内レンズ(IOL)を変更したことに関連する傾向がある。 RLEによる色の変化は、実際に変色問題の解決である。

 

 

編集後記

当会に関連する方だけでもこれに該当する症状で苦しんでいる方は
2人ほどいらっしゃいます。
以下、この方にこの記事を読んでいただいたコメントです。


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記事を読みました。その中の一文の

>しかし全てのレポートにおいてこの変化は問題にはなりえないように思える。
>一旦カラーシフトに慣れてしまえば気にならなくなる。
 
これは本当に実際にこの体験をしている人間からすると
「あり得ない」としか思えない言葉です。

私はレーシックでこの症状を発症してから再手術するまで
信号機や自動販売機で赤色が目に入るたびに鳥肌が立ち、
吐きそうになって、外を歩いているだけでも耐えられない状態でした。
停車時の自動車のバックライトの赤色は強烈で地獄でした。
術前には赤色は大好きな色でしたが、ここまでおかしくなってしまったのです。

「慣れてしまえば気にならなくなる」とありますが、
実際に医者が経験したわけでもない症状をそこまで軽く書かないでほしい。

私の目に今実際に起こっている色の変化を人の助けを借りて
イメージ化してみました。

このような感じになってしまうのですが、それでも
「慣れてしまえば気にならなくなる」と言えるのでしょうか?

別に色調に限らず見え方の質全般にいえますが
「本当に生まれ持った自然だった視界をなくしたんだ」という
例えようの無い深い喪失感はレーシック手術後一時たりとも
消えたことがありません。
ほかの患者さんらもきっとそうだと思います。
それくらい術前術後で見え方が違いすぎるのです。
イメージを見てください。これが本当に「気にならないレベル」に
見えるのでしょうか?私は今人の肌が日焼けしているのか
そうでないのかもよくわからないような状態なのです。

このようなことを訴えても医者には
「見え方は個人の問題です」と一蹴されてしまう理不尽。
大手でも、個人の医者でもどこも一緒です。
症状としてあがっているのですから、私の精神のせいにせずに
きちんと研究してほしいです。

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2012年10月19日 レーシック被害者のコメント