2013年

2月

17日

「何か後ろ暗いことでも?」いくつかの大手クリニックがカルテをまともに返さない件

レーシック手術を受けて後遺症が大発生してしまった後、

ほとんどのクリニックでは、例えその人が仕事を失いそうなほど

困っていたとしても、以下の文言でのらりくらりと返答します。

(どれも実際に医者の口から出た言葉です!)

 

「様子を見ましょう」

「手術は成功しています」

「ドライアイです」

「眼精疲労です」

「老眼です(手術の後いきなり20年くらい年をとったことにされている・・・)」

「あなたの精神が術前からおかしかった(その後精神科への紹介状を書かれる)」

 

ちなみにこの言葉はどれも「生涯保障!」をうたい文句にしている

広告をばんばん打ってる「大手クリニック」の「眼科専門医」から

発せられた言葉です。

以前にも書いたように被害者の会には大手クリニックの患者が

フルハウスで在籍状態なんで「どこ」と名指しせずにすみます。便利ですね。

 

患者によっては潜伏遠視がきつかったり、眼位がおかしくなって異常を発する

=メガネやコンタクトで場合によっては矯正可能な患者もいるのですが、

クリニックは遠視にしてしまったことが発覚するのがいやなのか、

眼位を測る能力もやる気も無いのか、これらのことは一切調べずに

いきなり「あんたの精神がおかしい」から始まることもしばしばです。

 

さて、手術を受けたクリニックがこんな状態なので、後遺症を発症して

しまった人は、別のクリニックに行って原因を調べてもらうしかありません。

しかし!そこで患者を苦しめる恐ろしいことが2つ発覚するのです。

 

(0、どの病院にセカンドオピニオンを求めればいいのか分からない)

1、レーシックを受けた後1年間は、ほかの病院で見てもらうと自費診療になる。

2、セカンドオピニオンを受けるには、施術院のカルテが必要な場合が多い。

 

※:0を書いたのは人によるのですが、少なくとも自分は最初被害者の会にも

  所属していなかったので、

 「どこの病院なら後遺症を門前払いせずにちゃんと見てくれるか?」

  ってことを知らず、病院を無駄に大量に回ってしまったからです。

(そしてその分お金も無駄にかかりました)

 自分の症状や原因について何の知識も無い患者が病院を調べるって、

 本当に難しいことなんですよ。

 掲示板で「いい病院」と書いてあってHPも良さそうな病院であったとしても

 ろくに検査もされず「あなたの精神のせい」と言われて追い返されることも

 ありますし(ちなみにそこ関西で手術数が多いと言われてる病院!!)

 今は被害者間の口コミがあるので、大体どこに行けばいいのかわかるように

 なりましたけど、一人で動いてる患者さんは本当に苦労されると思います。

 

1については手術の前にクリニックから説明されることはまずありません。

だから被害者の会のほとんどの患者さんも、セカンドオピニオンを

くれそうな病院に連絡して

「レーシック後1年は自費診療ですけどいいですか?」

と言われてはじめてその事実を知るわけです。

 

すべての検査を自費で行うわけですから、費用はと~っても高いですよ。

しかも仕事ができなくなる方も多いレーシック後遺症患者は経済的に

決して裕福な状態とは言えませんから、かなり追い込まれます。

100万円以上治療に使う人も珍しくありません。

(もちろん施術クリニックは後遺症が発生していること自体認めてくれません)

 

トポグラフィー(実物)。角膜の形状を色で判断する図なのでカラーじゃないと何の役にも立ちません・・・。
トポグラフィー(実物)。角膜の形状を色で判断する図なのでカラーじゃないと何の役にも立ちません・・・。

強度近視だったこの患者さんは平均500後半~600ミクロンの角膜の中心を

365ミクロンにされているので(要するにペラペラってことです。

セカンドオピニオンでも「うわ、薄いね~。何か説明無かったの?」と

医者に驚嘆されたそうです)中心の数値だけを残して掲載します。

このクリニックは「安全のために角膜400ミクロン以上残します」と

HPにしっかりはっきり書いているのですが、

一体どうしてしまったんでしょうね?

ガイドライン違反なのに当然何も言わずに削られてるわけだが

クリニックも酷いことするね!!

 

それは置いておいて、これは削った後のトポですが、削る前の角膜が

どのような形状だったかもセカンドオピニオンを求めるクリニックが

重視する点ではあるようです。

 

そのため「診療の前にはカルテ持ってきてくださいね」と言われる場合も

多いのですが、このカルテの引渡しに対してトラブルが生じることも

しばしばあるのです。

 

例えば最大手クリニックのひとつであるSクリニックでは、

「カルテを返して欲しい」と言うと以下のようなことを言われます。

 

「必要なところをおっしゃって下さい

(えー!他院では全部いるって言われたんですけど・・・?)」

「白黒でしかコピーできません

(あのー、カラーじゃないとトポグラフィーって意味無いんだけど・・・?)」

「病院までご本人が取りに来てください

(遠方な上後遺症でそんな余裕無いんだけど・・・?)」

 

それでも返してくれるだけマシかな?

カルテ返却の請求に際し、更に酷い対応をするので有名なのはK眼科。

 

「個人情報の保護のためにカルテを返却できません。

(え~!!手術した本人が頼んでるのに?)」

 

このクリニックで手術を受けたある患者さんは、最終的に

「法的手段に訴えますよ?」と言って返却してもらったそうです。

しかしこの患者さんはそこまでいえる患者さんだったから良かったですが

そうでない患者さんで泣き寝入りしている患者さんは何人もいます。

 

 

■まとめ

 カルテの返却を求めるのは患者の当然の権利です。

 ましてや数年たって後遺症が発症したり、

 白内障の手術を行う際、計算のために術前のデータが必要になるのですから

 カルテは当然取り寄せておくべきものでしょう。

 それを渋るクリニックにはどこか後ろ暗いところがあるのでは・・・と

 どうしても考えてしまいます。

 

 レーシック手術をされた方は、上記の点を踏まえ、必ずカルテをカラーで

 全て取り寄せて、手元に置いておきましょう。

 

 そしてもしもカルテの返却を渋られたら、以下のような処置をとりましょう。

 ・そのクリニックの管轄の保健所に相談する。

 ・法テラスや弁護士に相談する(無料で相談に乗ってくれる機関もあります)。

 ・消費者センターに相談する。

 (いろんな相談員さんがいますが、力になってくださる方もいます)。

 

 基本は「とにかく人に話しまくる!!」

 家族でも、友達でも誰でもいいので、とにかく人に話しまくりましょう。

 現在レーシックの被害の報告は消費者センターなどでも

 「それ、聞いたことある!!」という状況になっているので、

 「あなたの妄想でしょう」という対応を受けることは無いと思います。

 少なくとも施術クリニックよりはよっぽど親身になって話を

 聞いてくれると思います。