ABCニュース「レーシックの術後不具合率は50%を超えている」

アメリカではNHKのような存在の放送局ABCは、2010年ごろには

ニュースでLASIKの術後不具合に関して放送していました。

 

YOUTUBE

ABC News 9/22/10 LASIK Hindsight 20/20 with Morris Waxler

http://www.youtube.com/watch?v=Jtl9Bj0gskI

 

この放送内で注目すべき店は以下2点です。

 

・レーシックの術後不具合率が50%以上であること

 

・手術を受けた患者で1.0の視力をめがね、コンタクトなしで

 達成する方は少なく、30%以上は、術後もめがねとコンタクトが

 必要となること

 

そして、このように報道されたり、

後遺症を苦にした自殺者まで出ているのに、

日本のクリニックでは

「アメリカでも承認された安全な手術!!」として

レーシックの暗黒面を一切希望者に伝えずに手術を行ってきたのです。

 

以下、翻訳を全て貼り付けます。

 

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今日の医療関連ニュースです。

現在、とても人気の手術となっている眼のレーシック手術に対する

警告の内容です。
今回、レーシック手術を当初認可した国の担当官が、現在では

その手術の危険について語り始めています。

 レーシックの何が危険なのでしょうか?

その内容について、当局ABCニュースのエリザベス・レイミーが

インタビューを行いました。

レーシックの手術は、近視の患者さんに対して1.0以上の視力

(アメリカでは20/20と表記)を約束する、近視矯正手術です。

しかし、この手術を当初認可したFDA(アメリカ食品医療品局、

日本の厚生労働省と同等 の役割を持つ) の担当官が、現在は

その危険性について警告しています。

インタビュー:

「現在あなたが知り得ている情報を基に、あなたが大切に

思っている人にレーシック手術を薦めますか?」
「いえ、絶対にこの手術は薦めません。」

モレス・ワクスラー氏は、FDAの立場から1995年にアメリカで

レーシック手術を公的認可したメンバーの一人です。

しかしその後、彼はレー シックの衝撃的な後遺症に関しての報告を

受け続けることになってしまいました。

現在、彼はかつての雇用主であるFDAに対し、レーシック手術 に

対して強い警告を発令するよう働きかけています。

インタビュー:
「この手術は、ネイルサロンに行ったり、髪にパーマを

あてるような、そんな風に簡単に考えてよい手術ではありません。」

レーシックでは、薄い外部角膜の層が剥がされ、レーザーによって

内部角膜が平坦に削り取られます。

 有識者によると、そのプロセスにより角膜の 細胞に顕微鏡レベルの

傷跡が残され、それが視力障害をもたらすと述べています。

さて、現在見ている映像は、正常な視力を持っている人が

みている一般的な映像です。

次に見ていただいている映像は、ハローと呼ばれる現象で、

多くのレーシックの後遺症患者さんがみている視界です。

 

スターバーストと呼ばれるこの視界も、一般的なレーシックの後遺症です。

最後に、とても最悪なことに、レーシックの後遺症を発症した

患者さんのなかには、このように全体的に霞んだ視界しか

得られない人も居ます。

 

視界のぼやけはめがねやコンタクトでも矯正できない場合がある。
視界のぼやけはめがねやコンタクトでも矯正できない場合がある。

アメリカのFDA、ワクスラー氏の調査によると、

実際にはレーシックを受けた50%の患者が、何らかの

後遺症を訴えていると報告されていま す。

そして、レーシックを受けた33%以上の人が、術後にも

眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正機器を必要としています。

インタビュー:
「私の視力は全然安定していません。毎回変化してしまっています。

そして、そのたびにしょっちゅう眼鏡を作り直さないといけません。」

業界の担当者は、これらの後遺症は頻繁に発生しているわけではなく、

また短期的なものだと反論を述べています。

また、技術の向上ににより後遺 症の発生は最小限に抑えられていると言います。

しかしながら、FDAとしては現在レーシック手術そのものを

見直す段階に突入していることは事実です。


エリザベス・レイミー
ABCニュース
アメリカ ワシントン

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