レーシックの後遺症の研究は日本では遅れています。
日本ではレーシックの研究も、レーシック手術の後遺症の研究も
アメリカに比べると全く進んでいない状況です。
下記、アメリカと日本の国立国会図書館論文検索で比較した表をご覧ください。
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検索クエリ |
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refractive surgery 屈折矯正 手術 |
Refractive surgery complications 屈折矯正手術 合併症 |
refractive surgery binocular vision 屈折矯正手術 両眼視 |
refractive surgery diplopia 屈折矯正手術 複視 |
Refractive surgery strabismus 屈折矯正手術 斜視 |
PubMedでの検索結果 |
47450 |
17876 |
521 |
265 |
631 |
NDL-OPACでの検索結果 |
145 |
6 |
0 |
0 |
1 |
PudMed=アメリカ国立医学図書館の医学論文サーチ
NDL-OPAC=日本の国立国会図書館サーチ
2012年7月9日検索実行
この表からもわかるように後遺症の研究はアメリカと比べると
非常にお粗末な事態になっています。
こんなに難民が発生しているのに何故後遺症に対する研究や認知が進まないのか?
筆者は一度眼科関係者団体の方から直接話を聞いたのですが
現状ある眼科団体では後遺症の発生を眼科に自己申請式のアンケートを
配ることによって把握しています。
ところが後遺症患者の多くを出している大手クリニックは、アンケートを
そもそも返さないそうです。
それ故、団体が把握し、発表する後遺症発生の数は低く抑えられてしまうのです。