被害に遭ってしまったら・・・

 

翔友会品川美容外科系列品川近視クリニックと医療法人メディカルドラフト会(錦糸眼科運営)を対象としたレーシック集団訴訟を受け持っている医療問題弁護団ではレーシック被害の相談を2018年11月21現在もまだ受け付けています。
医療問題弁護団の連絡先はこちら。
医療問題弁護団に連絡を取ったら
①まず、レーシックの被害者であることを伝え、
②レーシックの担当の弁護士に相談したいことをお伝えください。
折り返し連絡の場合が多いので、住所、氏名、電話番号なども必ずお伝えください。

レーシックの被害に遭われた方々は、

まず以下のようなアクションをとってください。

 

  1. 手術を受けた医療機関に行き、カルテをカラーで請求する
    カラーでないと役に立たないデータもあるので必ずカラーで請求してください。カルテを請求するのは患者側の正当な権利であり、法的には医療機関はこれを拒 む権利はありません。医療機関によっては悪質なところもあり、カルテを出し渋ったり、カラーで出してくれないところもあるでしょう。その場合はお住まいの地域の保健所に通報して必ずカラーで請求してください。カルテは5年で保管義務が消滅するので現在後遺症を自覚していない方も必ず取り寄せておきましょう。クリニックは事前に患者に知らせていませんが、このカルテは、将来白内障で眼内レンズを入れる際に必要なデータが書いてあるのです。
  2. 治療で費用がかかっている場合は、後の裁判のためその請求書なども必ず保存してください。また、手術の際の領収書のコピーなど、とにかく手術に関連する資料はすべて保管しておきましょう。
  3. 消費者ホットラインに連絡し、被害の状況を伝えましょう。
    0570-064-370
    (電話するとお住まいの地域の消費者センターに繋がります)被害について伝えないと数としてカウントしてもらえず事の深刻さを国に知ってもらうことができません。必ず報告しましょう。
  4. 弁護士などへの相談をお考えの方は、まず消費者センターに連絡し、弁護士を紹介して貰った方が良いです。医療被害者は悪い弁護士に騙されるケースも非常に多いためです。ちなみに当会の被害者は東京医療問題弁護団に相談される方が多いです。
  5. レベルが高く、かつ良心のある医療機関を受診しましょう。レーシックの後遺症でよくあるのは削りすぎて遠視にされる「過矯正」と、「眼位異常」「両眼視機能不全」で す。しかし日本の眼科は両眼視機能に関して知識を持っているところはほとんどなく、後遺症が疑われる状況でも業界内の圧力から「あなたの気のせいでしょ う」「単なるドライアイでしょう」「眼精疲労でしょう」などと診断する医者は少なくありません。眼科専門医であってもです。そのような医療機関、またはメ ガネ店を探す場合は事前に連絡しその際のメガネの処方機関の選択についてですが、まず両眼視検査のできる眼鏡士または視能訓練士の診断を受けることが非常に大事です。メガネ店もしくは病院に行く場合はその前に必ず「①両眼視機能検査(両眼視検査ではありません!)は可能ですか?」「②もし両眼視に異常があればそれを矯正するプリズム処方は可能ですか?」と聞くことです。この二つの質問に答えられない施設に行くのはレーシック被害者にとってお金の無駄以外の何者でもありません。
  6. クリニックが再手術を勧めたとしても、まずはメガネによる治療を試みてください。クリニックがすすめる再手術は悪化の可能性もかなり高いです。再手術後さらなる地獄に転落される方も多くいます。特に両眼視機能に異常をきたしている場合、再手術後に悪化するケースが多いです。メガネ選びに関しては、下記の原稿(外部リンク)を参考にするのが良いと思われます。「レーシック難民のメガネ講座」

 

とりあえずまず上記のようなアクションを取られてください。