精神科を紹介する医者の態度に「慣れてるな」と感じた。

50代女性

マイクロケラトームレーシック

眼科クリニックにて手術

 

※この患者さんは後遺症が重篤だったので、

配偶者の方が代理で手術や術後の経過を伝えてくださいました。

 

 

手術を受けたきっかけ:

適応検査で医師から手術できますと言われたので受けました。

 

術前の説明はどのようなものでしたか:
近視矯正手術に関する説明と同意書と題する書類に印鑑、署名の上提出しているが、
書類にも半永久的な後遺症があるという文意は読み取れないし、医師からの
直接説明もなかった。

 

術後、どのような後遺症が現れましたか?:

羞明感、ハロー、グレー、コントラストの低下、色彩色調の変化及び遠視化により

近くも見にくくなった。精神的にも不安 焦燥 不眠 極度の疲労感から不安定に

陥りうつ病になる。
主婦としての家事仕事もできなくなり、パート仕事も退職するほかなかった。

 

そのような後遺症を訴えた時、医師はどのように対応しましたか?:
医師の反応の変化ですが、当初は、「一過性の症状なので様子を見てください」

「そういう症状を、訴えるのはあなただけです」

その後、「精神科の領域です」と精神科の紹介もあり、対処が慣れてるなあと

感じました。以後「若干、過矯正になっているのかも」というコメントは

ありました。


現在はどのような状態ですか?:

他院で四回の再手術後、ほんの少し近くが見やすくなったという自覚があるにせよ

見え方としては、ほとんど変わっていませんし、生活状態も変わりません。
うつ状態で抗うつ剤も、飲んでいます。

後遺症への対処法としては、これ以上再手術はできないと考えているので、

眼鏡で対処していくつもりです。

レーシックを希望されている方に一言:

レーシック手術はお勧めしません。後遺症がでた時の対処が、

現在確立されていないうえ失うものがあまりにも大きい。

とくに過矯正系後遺症の場合、自律神経系統の破壊リスクが大きいと思います。
どうしても受けたいということなら、しっかりした適応検査を、最低2施設で、

リスクを十分理解し低矯正気味に受けることを検討すべきだと思います。

関係機関、省庁に一言:

三位一体となって、後遺症治療の確立、プロジェクトチームの設立に

取り組んでほしい。

その他:

現在、目薬はつけていません。

眼鏡は遠近両用で、15度のグレイ色を使用しています。